シェフのこだわり
甘くて旨みのある味わいのOSMICトマトをたっぷり使用したトマトソースです。
OSMICトマトの美味しさを存分に引き出す為に、加えた野菜はニンニク、玉ねぎ、セロリに人参を少々。
砂糖などの甘みは一切加えず、味付けは塩とオリーブオイルだけのソースに仕上げました。
ポモドーロの歴史
トマトはコロンブスの新大陸発見以降ポルトガル人やスペイン人探検家によって南米からヨーロッパに持ち帰られた数多くの種のひとつでした。ペルーやメキシコが主な原産地であると言われ、現地で使われていたナワトル語では「シトマトル」と呼ばれていたことから、多くの国で「トマト」と名前がつけられています。ところがイタリアは今でもトマトのことを「ポモドーロ」という全く異なる名称で呼んでいるのです。
トマトは食べるものではなく、観賞用植物として高い評価を受け、そのエキゾチックな美しさは太陽王さえも魅了し、ベルサイユ宮殿の庭園に多く植えられ、その黄色の花と黄金に輝く実は、そこを訪れる客人を心底感嘆させました。そこからイタリアの植物学者ピエトロ・アンドレア・マッティオーリはインスピレーションを受け、pomo d'oro(ラテン語)ポモドーロ、黄金のリンゴと名付けました。それから数世紀かけて食用になっていったのです。
香味野菜
香味野菜は料理に香りを付けて食欲を増進させ、味を加え深み(コク)を与え、肉類や魚介類の独特な臭みを取り除く強い殺菌作用により料理の鮮度をキープします。
このほかにも例えば、生姜やニンニクのような身体が温まる働き、セロリやミントのようなリラックスする働きなど食材それぞれに特徴があり、このような理由から料理に香味野菜が使われていることは少なくありません。
様々な料理ジャンルによって入れる野菜が違い、その特徴や役割も変化していきます。
料理にとって主役ではありませんが名脇役として欠かせない食材です。
濃厚トマトソース
トマトソースには全て高糖度フルーツミニトマトの「OSMICトマト」使用しております。
味わいも強く、
旨味・酸味・甘味のバランスがとれたOSMICトマトは煮込むと程よい酸味と心地の良い甘味が引き立ち自然の美味しさを実感します。