シェフのこだわり
甘くて旨みのある味わいのOSMICトマトを惜しみなく使ったボロネーゼ。
じっくり炒めた玉ねぎとセロリに、OSMICトマトと粗挽きにした存在感のある牛肉を合わせ、赤ワインでじっくり煮込んだ一品です。
牛肉の旨みと香味野菜がトマトの美味しさを引き立てる、トマトが主役のソース。
OSMICトマトと牛肉のジューシーさを共にお楽しみいただけます。
ボロネーゼ
ボロネーゼは、エミリア・ロマーニャ州の州都ボローニャ発祥のパスタ料理です。正式名称を「ラグー・アッラ・ボロネーゼ(イタリア語で「ボローニャ風のラグー」)」と言います。ラグーは仏語で「煮込む」指し、肉や野菜、ワインなどを煮込んだ「ボローニャ風煮込み」という意味です。
本場イタリアではボロネーゼは使うパスタが決まっていて、「タリアテッレ」という幅広きしめんタイプの幅4〜8mmロングパスタを使います。イタリアでは元々ボロネーゼをそのまま食べる習慣もあったようですが、海外でボロネーゼスパゲティが広まったことにより、イタリア国内でもパスタと一緒に食べるようになりました。
香味野菜
香味野菜は料理に香りを付けて食欲を増進させ、味を加え深み(コク)を与え、肉類や魚介類の独特な臭みを取り除く強い殺菌作用により料理の鮮度をキープします。
このほかにも例えば、生姜やニンニクのような身体が温まる働き、セロリやミントのようなリラックスする働きなど食材それぞれに特徴があり、このような理由から料理に香味野菜が使われていることは少なくありません。
様々な料理ジャンルによって入れる野菜が違い、その特徴や役割も変化していきます。 料理にとって主役ではありませんが名脇役として欠かせない食材です。
赤ワインの効果
赤ワインは収穫した黒ぶどうを使って、ぶどうの果汁、ぶどうの皮や種と一緒にタンクにいれてアルコール発酵させます。
赤ワインにはアルコールの利点に加え、タンニンという渋みを感じる独特の成分が含まれていて、これが肉の臭みを消す効果を持ちます。また赤ワイン特有の香りや苦みは、肉のうまみや甘みと相性が良く、肉の味わいを深め、より美味しく感じられる役割を担います。
赤ワイン・ビーツで牛の頬も真っ赤になり幸せの一皿が完成です。