シェフのこだわり
たっぷりの高糖度OSMICトマトとオリジナルで配合したスパイスを合わせた、トマトの甘さとスパイシーさのバランスが絶妙なカレー。
OSMICトマトジュースを使って12時間低温でゆっくり火入れしたやわらかな口どけの牛タンがゴロゴロ入った食べ応えのある一品です。
未成熟のOSMICトマトを白バルサミコで漬けたピクルス付き。
牛タン
アメリカ産牛タンが美味しいとされる理由は、その肉質にあります。オーストラリア産やニュージーランド産の牛は牧草飼育のために筋肉が多くなり、肉質が硬めで赤身が多い肉になりますが、一方アメリカ産の牛や和牛は、一般的に穀物飼育をされているため運動はさせずにカロリーの高いエサを与えており、筋肉は少なく脂肪が多い肉になります。そのため肉質が柔らかくなり、その特徴は舌の部分にも現れ、牛タンも柔らかでおいしいのです。
日本の国産牛と比べても、脂肪の割合もカロリーもアメリカ産の肉の方が低いという結果もあります。脂身が少なければ旨味も少ないのでは?と思うかもしれませんが、牛タンは脂身が多すぎると焼いた際に味を落としてしまう為、
ほどよく脂身がある牛タンを採用し、美味しく仕上げました。
マリネの効果
マリネとは、肉や魚介類、野菜などの食材を「マリネ液」と呼ばれる漬け汁に浸すことを表します。フランス語で「海の」を意味する「マリン」が語源であり、海水に食材を漬ける保存方法が原点となったと言われています。
マリネには主に調理方法を表す場合と、料理名を表す場合がありますが、調理方法とは、液体・ハーブ・調味料等マリネ液に食材をひたしておくことで、食材をやわらかくしたり下味をつける効果があります。
料理としてのマリネは、前菜でよく食べられているサーモンのマリネやトマトのマリネなどのことです。食材をマリネ液に漬け込んで、それをそのまま食べる料理のことを指します。
OSMICトマト牛タンカレーは牛タンをOSMICトマトジュースと調味料で1日マリネしてトマトの風味や旨味をしみこませました。
低温調理とは
低温調理は肉や魚のたんぱく質変性を抑えられるため、食材本来の水分や旨みをそのままキープすることができます。そのため、柔らかくおいしい仕上がりになるのです。
OSMICトマトで1日マリネした牛タンを14時間かけて真空低温調理したことで、とても柔らかくしっとりとした舌触り、牛タンの調理だけで約2日間かける職人のこだわりを感じる1品です。