シェフのこだわり
国産の粗びき牛ひき肉で作る自家製ボロネーゼ、牛乳と生クリームの濃厚なベシャメルソース、デュラム小麦100%のイタリア産ラザニア、香り高いパルメジャーノ・レッジャーノが層になった本格的な贅沢な味わい。
大人からお子さんまで大満足いただける一品です。
ラザニア
イタリアカンパニア州ナポリ発祥の料理でその歴史は、13世紀のローマ帝国時代までさかのぼるとも言われるほど歴史の古い食べ物です。
「ラザニア」は料理名と思われがちですが基本的には四角いシート状のパスタのことで、材料名が料理名になっています。ラザニア生地(ラザーニャ)は水分量が多く、もちもちの食感でソースと絡みやすいので、ミートソース、ベシャメルソース(ホワイトソース)、チーズなどをミルフィーユ状に重ね、オーブンで焼いた料理を指すようになりました。
料理の場合は、イタリア語で「オーブンで焼き上げたラザニア」を意味するラザニア・アル・フォルノ (lasagna al forno) とよぶこともあります。
ベシャメルソース
フランスの5大ソースに入るほど基本的なソース。発祥には諸説ありますが、約350年以上前にはあったと確認されています。
小麦粉とバターで作られたルーを牛乳でのばし、スパイスなどを加えて煮詰めてとろみをつけます。バターのコクと香り、牛乳のまろやかさが一つにまとまった濃厚な味わいです。
ボロネーゼ
ボロネーゼは、エミリア・ロマーニャ州の州都ボローニャ発祥のパスタ料理です。正式名称を「ラグー・アッラ・ボロネーゼ(イタリア語で「ボローニャ風のラグー」)」と言います。ラグーは仏語で「煮込む」指し、肉や野菜、ワインなどを煮込んだ「ボローニャ風煮込み」という意味です。
本場イタリアではボロネーゼは使うパスタが決まっていて、「タリアテッレ」という幅広きしめんタイプの幅4〜8mmロングパスタを使います。イタリアでは元々ボロネーゼをそのまま食べる習慣もあったようですが、海外でボロネーゼスパゲティが広まったことにより、イタリア国内でもパスタと一緒に食べるようになりました。